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夏 13
- 2023-09-15 (Fri)
- 無題

阪神「 出来島( できじま )」


業務スーパー&パチ屋。
今どきマルハンやキコーナ等の大資本とつながらない個人パチ屋は絶滅危惧種。

大阪湾が目の前。昔大阪にもハンセン病施設があって、1936年の室戸台風で
死者196名を出し全壊。入所生存者416名は全国の施設に振り分けられ、
その4年後に愛生園と同じ長島に開設された「 光明園 」へ全員が入所。

歩いたなァ。駅から遠いなァ。

四方をフェンスで囲まれた、「 外島( そとじま )保養院記念碑 」。
海抜ゼロメートル地帯ゆえ台風には無力だった。
それ以前に再三の移転計画があったが全て激しい反対運動が起こり頓挫。

阪神大震災の時現地に入ったが、文化住宅や木造アパートが銭湯の
薪( まき )置き場みたく無残だった。帰りに自転車で芦屋辺りを通ったら
豪邸で男性がベンツだかBMWだかを洗車してた。( 水出ないはずなのに )
天災は平等でも被害は資産に比例すると解った。外島の惨事も天災人災両方。


たぬきを持ち去るなんて!

『 補助エンジンが動かぬ我々は、ひん死のたぬきだ 』


「 寿し虎本店 」。何でもウクライナに見える。 ( 591円 )

耳。ほとんど一斤分だけど150円ならフツーと変わらんやん。


声に出して読みたい日本語。

ニシン甘露煮? って不人気? ワイは好きやけど

野菜炒め。

ひぇ~まだ10時半やのに「 今西軒 」売り切れてる!
人っ子一人オラヘン。


京都「 aeru gojo 」


赤ちゃんに使いよいってことは高齢者や障がい者にもかな?
白磁の大皿を転げまわる里芋とか客の身にならない食べモン屋たちよ反省しろ!


ごぼしにくいコップ。しっかり掴める茶碗。購入は厳しいかな。
割ってもケセラセラってお値段でないとくよくよ悩むし。
( でもこのお店金継ぎもやってくれます )


湯葉。表に出てる320g2700円は多いし。( 70g864円 )


「 晦庵( みそかあん ) 河道屋 本店 」

たいていは出来合いのニシンを買ってくるんだけど、ここは生から蒸してる。
今日のご飯はしめじご飯。ニシンはさすがに旨いけどね。( 2100円 )

「 平野とうふ 」さんまだ休んでおられます。リハビリ段階だって。

しかしこの暑さはどーしたことだ?
盆地だし、タブン雲でフタされて我々蒸し煮になってるんですわ。


「 斗々( とと )屋 」でかつお出汁粉。( 721円 )
「 小森 」でわらび餅。( 950円 )


「 京山城屋 」の乾物。( 874円 )


「 鍵善良房( かぎぜんよしふさ ) 四条本店 」

くずきり1400円になってる。ところてんのきしめんみたいな感じだが
食感はそりゃあいいです。お腹からクールになるわ~。


本 034
- 2023-09-04 (Mon)
- 無題


「 子育てごっこ 」( 三好 京三 )
暴露小説と紙一重だが著者自身の我執を糊塗せぬことで老人と少女の実像が際立つ。
「 82年生まれ、キム ・ ジヨン 」( チョ ・ ナムジュ )
隣国の丁寧な家族夜話。ジヨンの顔は荒涼たる砂漠。目鼻を入れるのは読み手の仕事。

小6か中1だった。自転車乗れるよおになってね。行動範囲と交友関係が一気拡大。
校区外の友人ができて、育ちのいいボン。色白で高級マンション住まい。
遊びに行くとケーキと紅茶が出る。ワイは商売人の子だから店の金ちょろまかして
いつも小銭持ち。ジュースやお菓子買うんだけどその子の財布は母親の厳しい監視下。

『 おい、貯金使えよ 』彼の貯金箱はたちまち空になった。奢ってやればよかったけど
ワイケチだから。ある日訪れたらお母さんが玄関先で優しく「 もう来ないでくれる? 」
ぐしゃっという気持ちになった。悪いとは解ってたけど遊びたかったんだ。仲間が欲しかった。


「 箱で買いなはれ 」「 いくら? 」「 2千円 」「 いや~ひとり暮らしやし 」
一日5つも6つも食べたらよいとおっちゃんいつになくセールスに熱心。
「 あんた知らんのや。大鍋で煮て食べるんヨ。そしたら美味しいんヨ 」
いやー知らんし。そんなん知らんでもエエわ。


最近豚肉は「 越前屋 」で買います。

で、戻るけど、あーいうのは一生残る。虎馬。子供は怒られるのが仕事だから
それはコタえないんだ。成員だからこそ怒られるんだし。でも優しい「 あなたは
別の世界の人よ 」認定はその人の人生をダークに支配し時として暴力衝動に
昇華したりする。” 子供には怒られる権利がある ” ってその通りだと思うのよね。


おでん1パックおまけしてくれた。晩メシは決まりですな。( 1パック200円 )
ここのおばちゃん前テレビで、

「 うちはあんたたまごがおいしいねん。味はつけるけど焼くのは子供。
会社行くまでに焼いてくれんねん 」言うとった。

買うつもりでカートに入れてた44M10本2430円がタイムセール10パー引き!
20本4374円をチャージ払いで注文した後ブラウズしてたら大箱入り20本
4140円てのあるやん。ネットは「 こっちがお買い得ですよ 」言うてくれんからなァ。
当人がカシコないと墓穴掘る。レビュー見るとどおやら違いは小箱入りか否からしい。

「 カジュアルふれんちれすとらん ・ おおの 」九条。
『 タンシチューかハマチかどちらになさいます? 』
ん? マスクでよく聞こえない。タンシチュー、パンシチュー、この違いは大きい。


先ずは冷じゃが芋スープにパン。
で、めっちゃ柔らかいタンシチュー4切れ。( よかった~! )
ご夫婦でされてるのかな? すごく感じの良いお店。それに今どき900円。


久しぶり「 シネ ・ ヌーヴォー 」。

「 福田村事件 」( 2023「 福田村事件 」製作運動体 )
関東大震災直後、不逞鮮人が日本人を襲うという流言飛語が飛び交い、自分たちが
したことの仕返しを恐れた人々は朝鮮人と見るや女子供容赦なく殺害した。背景には
独立運動の勃興など、” 身の程をわきまえない鮮人 ” に対する官警メディア一体と
なってのネガティヴキャンペーンがあったのは既知。そんな中香川からの行商団一行が
千葉県福田村を訪れた。被差別部落民の彼らが水平社宣言を読んだり、コスい商売を
する様も余さず描かれる。訛りを怪しまれ、「 朝鮮人じゃなか? 」「 そんだきっと! 」
暴徒化する村人に対し3人の「 正気 」が配された。デモクラシー好きの村長。熱心に
朝鮮語を学び半島に渡ったが学んだ言葉が人殺しの道具にしか役立たず傷心で帰国した
” 先生 ” 。亭主の居ぬ間に人妻とねんごろになったイケメン船頭。連合した彼らは、
在郷軍人会の「 朝鮮人の味方をするのか非国民! 」の罵倒の前にあっけなく崩れた。
「 落ち着け! 彼らは日本人だ! 」必死の村長。
「 じゃ朝鮮人なら殺していいのか? 」と問いかける行商団の若い親方。
ルージュを引いたよおな官能シーンが時々はさまることで事件の凄惨さが際立つ。
あと、水道橋博士が怪演すぎて脱帽。怒らしたらあかんタイプの人や!

事件から100年。なぜ今? という声もありましょうが、語ることが供養なのです。
「 平家物語 」のよおに。
人は忘れる。だから繰り返し語って、命の話はつないでいかなければならないのです。

本 033
- 2023-08-31 (Thu)
- 無題


「 項羽と劉邦 ㊦ 」( 司馬 遼太郎 )
人が死体になるとはどおいうことか。せんじ詰めればこの本は、そのことだけを描いている。
「 夏の庭 」( 湯本 香樹実( かずみ ))
『 あの世に知り合いがいるんだ。心強くないか! 』この台詞に打たれた。電流が走った。

【 雲古街道 】
緑化率が高く歩道幅が広い。片側が高架で人目がない。街灯がまばらで夜は暗い。
ノールールなワンちゃんオーナーに理想の環境といえる。で、結果雲古街道。

時々踏みそおになる。ま、乾燥し粉末になって体内に入り実害が証明されてない。
実害なけりゃ処理水投棄と同じで見ぬもの清しケセラセラ。8月は戦争関連番組を
たくさん観たけど、開戦直前のリーダー達が昨今の政治家とダブってね。戦略なき
国家運営。場当たり的対応。誰も決められず決断を先送りする体質。バック・ミンスター・
フラーやそれに触発された手塚治虫が「 宇宙船地球号 」を唱え始めた当時は
??だったが、今や世界の認識は海も大気も人類の共通財産。皆知恵を寄せ合って
かけがえのない地球環境を保全回復し循環型社会を築こうという時代にその唯一無二へ
おしっこして恥じない政治感覚。専門家という御用学者をずらっと並べ、
『 さあ安全性について議論しましょう! 』


水俣病の時もそおだった。当時は無機水銀が生態系の中で有機水銀に化けると
証明できなかった。へその緒を通じて水銀が胎児に蓄積すると分からなかった。
今の科学で全てが分かるという傲慢。初めに結論ありきで異論は異端と片付ける傲岸。

「 松のや 」史上屈指の柔らかさを謳う ” ラムかつ定食 ” 1090円。
でもないし筋がある。臭みはゼロ。味噌汁は見た目ほど薄くない。( 褒めてる )

それと議論すべきはPPM( 百万分の一 )よりも、「 国家の品格 」でしょ?
確かそんなベストセラーもあったね。
( 保守の論客として知られた藤原さんにどお思うか訊いてみたいです )
ワイは愛国者だから夜陰に紛れてナイナイするの許せない。あ、昼間堂々か。
( 1PPMは浴槽に角砂糖1個と教わりました。「 ためになる貧食亭 」)

「 丸健商店 」のヒミツ。
① 必ず「 お金が先ヨ 」と釘を刺される。
② お釣りの習慣がない。千円札だと千円買わなきゃ。
③ 笑顔の素敵な店番のお婆さんを最近見ない。
④ 午後3時に開けて夕方には閉まっちゃう。


「 炎のなかの絆 」( 杉原 美津子 )
「 あなたは私に似て、男嫌い 」人並みに恋をすることもできない私に、母は、
” 困ったわねえ ” と半ば満足そうに笑う。( 略 )母が恋を禁じたわけでは
なかった。父との不幸な出会いによる母の性意識が私の性意識を形成し、
私は男性を拒絶することを、自分自身の意識の中に摂理のようにして
組みこんでしまったのだろう。
両親( 特に父 )との桎梏に悩む筆者はまた、” 見えすぎる ” 女性であった。
愛のない行為の末に生まれた私の命に、どんな値打ちがあると言えるのだろう。
ほどなく両親は離婚。
ひとりぼっちになってしまった父が、かわいそうだった。( 略 )いや、
それだけではなかった。父に ” 報復 ” できる絶好の機会だったのだ。
愛情を与えてきた人間からその愛の報いを拒否され、そのために、愛を与えて
こなかった人間から愛を受けとらざるを得ないことは、屈辱であるはずだ。
愛を施すことで報復する。アリです。80年の新宿バス放火事件で全身80%の熱傷を負い、
奇跡的に生還した筆者。「 なぜ私は炎に包まれた時咄嗟に逃げ出さなかったのか? 」
進めば妻子ある男性との不倫、借金。下がれば家庭の不和。やがて男性の妻が亡くなり、
男は彼女を嫁とするが貴方は責任感だけでそおしたんでしょとケロイドをさらし夫をなじる。
「 お父さん、前はそっちでいいんですか? それではオチンチンは出ませんよ 」
「 なるほど。いや、わたしはですよ。パンツの前と後ろがわからない。昔から、です。
家内が ” 前 ” って書いてくれたもんです 」
「 そんなことは自慢になりません 」
なに誰のセリフだって? 葛藤を乗り越え筆者は周囲とある種の和解に至るんです。
ホームに入所した父親を迎え江の島の見える海岸へ家族散歩。「 東京物語 」の趣。
傍らにはやんちゃな愛犬モク。彼がいないと狭苦しい部屋が広くなったと感じる。
筆者は、” 丸山さん ” へ手紙を書く。
『 私は一度だって、あなたのことをうらんだりにくんだりしてきませんでした。
あなたをさばく気持ちもありません。
( 中略 )あなたも強くなるのです。生きるのです。
気が向いたら、お手紙ください。待っています。
お会いしたいです。会ってくれますか? 』

モクが私の胸に運んでくれた愛が、責めることから次第に私を開放していってくれた。
そして、責める心が ” 許す ” 方向へ向いていったとき、” 許す ” という言葉も
要らなくなったのだ。人間はまちがいを重ねてしまう。生きていれば、誰の心にも汚れが
できる。その汚れが他者のものならよく見えるのに、自分の汚れにはとかく目が届かない。
せめて人の非を責める人間にはなるまいと思う。
贅肉のない平易な文章で読みやすいです。愛犬記としても秀逸。てか半分以上モクの話。


早朝、布プリンスのお猫。けっこ歳だよな。


葉月( はづき )も今日で終わり。明日から長月( ながつき )。
菊月( きくづき )とも言うらしい。涼し気な名前で嬉しくなってくるね。
いつも温かいコメント、励みになる応援クリックありがとおございます。
気が向いたら帰りにポチな~と押してやってくださいマセ。来月もヨロシクです。

「 今日炊き出しありますか? 」「 いやー木曜日じゃなかったかな 」
というやり取りをする。
「 まだ若いでしょ? 」「 37です 」
パニック障害を発症して仕事を辞め、生活保護まで食いつなぐため1時間かけて
歩いて来たんだって。うーんオレ豆とお茶買って150円しか持ってない。
「 タバコ止めた方がええよ。金かからんライフスタイルにしなきゃ 」「 はい 」
説教オヤジなんて畑のニシンほどの役にも立たんやん。

ポンジウスが198円+税だと必ず2本買うタイプ。

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