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シネマ2010上半期 Archive

シネマ2010上半期



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「 フィールド・オブ・ドリームス 」    ( 1989米 )

田舎町で貧乏農家を営む主人公が天啓を受け、収穫寸前のコーン畑を

潰して球場を造ると何もかもがうまくいくというヨタ話。かの地では

父親とのキャッチボールが男の子にとって人格形成の原点やんやね。

ベースボールに捧げるオマージュ。爽やかな大人のメルヘン。 

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「  ショーシャンクの空に  」   ( 1994米 )

冤罪で終身刑となった銀行員が、腐敗した刑務所で希望を捨てずに

生き抜く友情と再生の物語。黄金の羽を持つものを閉じ込めてはおけない。

しかし彼の魂は地上をはう者たちをあまねく照らす。重厚な音楽。男の背中。

心臓を潰されるほど感動したよ。この気持ちを誰かに伝えたい。  

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「 ショウほど素敵な商売はない 」   ( 1954米 )

ボードビルの花形スター、ドナヒュー一家の家族模様をレビュー仕立てで

描いた作品。タップに合わせて言葉が躍る躍動感こそミュージカルの

精髄とすれば、字幕観賞ほどその趣旨にそぐわないものはない。

評するも評せらるるもネィテイヴに任せるよ。

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「 お熱いのがお好き 」   ( 1959米 )

コメディの精髄。事件の目撃者としてマフィアに追われる二人組と

恋多き女性歌手の珍道中。マリリンはマリリン以外にはなれない。

トニー ・ カーティスとジャック ・ レモンの両名優がそれを補い縦横無尽。

堂々たる大女優から必ずしも傑作が生まれるとは限らない好例。 

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「 アパートの鍵貸します 」  ( 1960米 )

名優ジャック・レモンとシャーリー・マクレーンの共演。保健会社に勤める

冴えない会社員が、自分のアパートを上司の密会場所として提供する代りに

異例の昇進。ところがその不倫相手はなんと片思いのあの子! ツイストの

きいた笑い。底抜けの楽天性。古き善きアメリカ。 

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「 フォロー・ミー 」   (  1973英  )

結婚生活に疲れた女、トロっぽい探偵、釣った魚にエサをやらない堅物旦那の 

全然色っぽくない三つ巴ラヴ・ストーリー。女は視られたい。男は守りたい。

痒くもないわきの下を掻かれるよおな後からじんわり来る湯たんぽな映画。 

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「 チャップリンの独裁者 」   ( 1940米 )

床屋のチャップリンが誤解と偶然の末にヒトラーもどきの独裁者に

なってしまうナンセンス。明快な主張。善悪二極。声高な正義を

謳うのは彼のスタイルじゃない。サービス精神も過剰気味。

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「 シャッターアイランド 」   ( 2010米 )

風光明媚な花面の湖水に浮くは少女の溺死体。現実がぬるりと溶けて

狂気が正気を凌駕する。孤島、嵐、消えた患者。病んでいるのはどちらか? 

緊張感がタイトロープ。観て損なし。  戸田ナッチー監修の超日本語

吹き替え版で観たけど、集中できるし、情報量多いし、快でした。

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ライムライト  ( 1952米 )

チャプリン贔屓はキートンが嫌い。逆もまた有り。この映画は2人とも

出ててお得。コテコテのセンチメンタルと笑うなかれ。ここを笑われたら

人間としてやっていけない。I don,t know.  I really don,t know . 

結局人生って解らない。 だよね。我らがチャーリー!  

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「 追憶 」   ( 1973米 )

堕落した女コミュニストとエエしのボンの出会いと別れの物語。客の8割が熟女。

チープな恋は即席めん。キッチュなキャラはセルロイド。118分あくびの連発。

ロバート君の顔は当分見たくも無いわ。

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「 マイレージ ・ マイライフ 」   ( 2009米 )

リストラという重いテーマを扱いながら観客にストレスを感じさせない仕上がり。

全ての配役エピソードがイケメンクルーニーの引き立たて役。確かにクール! 

あなたが今失業中でなければ十二分に楽しめる映画。  

「 人生の一番楽しかったとき、あなたは一人でしたか? 」 

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「 刑事ジョン・ブック  目撃者 」   ( 1985米 )          

物質文明を享受しつつ鏡に映る己の顔に自信無きアメリカの

安直なセンチメンタルが止まらない映画。とはいえお定まりの

警察内部の腐敗にミステリアスなアーミッシュの共同体を絡ませて

第一級の娯楽作品に仕上がってるのは事実。ハリソンフォード田舎の

オッサン説に全面的に賛成。 

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「 北北西に進路を取れ 」  ( 1959米 )

研ぎ澄まされたプロット。斬新でスピーディなカット。どこかで見たよ。

そおだよ。手塚漫画だよ。サスペンス嫌いのワイが ( 頭使うでしょ ) 

大ハマリ。チャプリンへのオマージュを思わせる一場面といい、

ヒッチコック本人のチョイ役といい、実はとってもおしゃれな映画。  

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「 ハート ・ ロッカー 」  ( 2008米 ) 

孤独なアメリカの孤独な物語。市民の安全を守る爆弾処理班でさえ

冷たい視線にさらされる、それがイラク。ベトナムから何を学んだの? 

学ばなかったの? 学んだけど忘れたの? 世界と和解できないなら

殺し続けるより仕方ない。本年度アカデミー賞6部門受賞。 

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「 裏窓 」  ( 1954年 米 ) 

サスペンスを縦糸に、窓越しに垣間見える隣人の陰と陽を織り込んだ秀作。

貧乏カメラマンと金持ちお嬢さんの恋が成就する予感で、上質のワインの

ようにメロウな仕上がり。ヒッチコックって、もっと暗いと思てた。 

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「 明日に向かって撃て! 」  ( 1969米 )

平板なストーリーをニューマンの精気と名曲 ” 雨にぬれても ” で

興行レベルまで持ってった作品。どこが名作なのか、誰か解説してくれ!

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「 スティング 」  ( 1973米 )  

脚本、配役、音楽、どれを取っても完璧な名作中の名作。終幕の

とどめの一撃 ( sting ) は何度観ても痛快。映画館で表情を

変えるを善しとしない漢だけど、思わずニンマリ。

ハメられたのはマフィアじゃなくてワイなのね。  

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「 映画に愛をこめて アメリカの夜 」   ( 1973仏 ) 

ヌーヴェルヴァーグの旗手フランソワ・トリュフオー監督作品。 

映画製作の舞台裏をドキュメンタリ形式で描いた、学生の自主制作ムービーな

味わい。映画志望ならともかく、暗愚な王様( ワイ )には少々退屈。

仏語は大声だとフライパンの上のセミみたいに五月蝿い。

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「 ニュー・シネマ・パラダイス 」   ( 1989伊 )

さすがはイタリア映画騒々しい。子役秀逸なれど、サントラのかぶせがしつこい。 
「 自分のすることを愛せ。 」 エエ台詞やね。齢の離れた友情に乾杯。

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「 インビクタス・負けざる者たち 」  (  2009米  ) 

事象の寄せ集めで滔々と流れる感がない。モデルが存命する場合に

ありがちな典型。クライマックスは空車のコースターが観客置き去りで

三回転するに似たり。人と人を分断する壁に一貫して異を唱えてきた

栗ちゃん、今回は仕事を急 ( せ ) いたね。

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「   ラブリーボーン   」 (  2009米英ニュージーランド  )

エンドロールが流れると思わず拍手したくなる駄作。姉殺しの魔手から

際どく逃れた少女が、直後に両親の和解を見て感動で立ちすくむなど、

チグハグな演出が目立つ。名優スーザン・サランドンのムダ使い。

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ワイに言わせれば正気は死に至る病です。時には霊媒 ( メディア ) 

に魂売って、正気と狂気の狭間をかるーくスゥイングしないと

人でないものになっちゃうの。 

「 Dr、パルナサスの鏡 」  (  2009英カナダ  )  は

ダリ坊な映画。主演男優が急死して、ジョニー・デップら友人3人が

ノーギャラで埋めたあたりも狂気の色が濃い。 

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「   母なる証明   」   (  2009韓  )

これは母の妄念を描いた 「 素数 」 な映画やね。捜査に熱意のない警察。

逃げを打つ弁護士。血と乳の臭い。一人息子の無実を信じる母にとって

闇が深ければ深いほど光もまた輝くというもの。正気はどこ? 狂気のとなり。

無機質なハングル文字からは想像もできない韓流シネマの

基礎体温の高さはどおよ? 母親役のキム・ヘジャが圧巻。 






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