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シネマ2010下半期 Archive
シネマ2010下半期
- 2008-10-29 (Wed)
- シネマ2010下半期

「 眺めのいい部屋 」 ( 1986英 )
中産階級の令嬢が、旅行先で眺めのいい部屋を譲ってくれた男に
強引に唇を奪われ、最後は見せ掛けの婚約者を捨て本当の愛に
生きるヨタ話。イギリスのエスタブリッシュは労働者階級との
融和を夢みて密かに涙するのがお好きらしい。

「 アラビアのロレンス 」 ( 1962英 )
若き英陸軍将校が、その勇気と才覚でアラブ独立運動を率いる
様を描いた歴史映画。情熱、友愛、理想。失望、惑乱、暴力。
事が収まり、グレイのスーツを着た実務派が実権を握る時、英雄は
お払い箱。戦場での狂気より銃後での正気の方がオトロシイね。

「 ベン・ハー 」 ( 1959米 )
征服者ローマの支配下で、その司令官とユダヤ貴族の友情など豚のエサ。
冤罪で彼を死は必定のガレー船へ、母娘を地下牢へ! 巡り巡った
数奇な運命は宿命の二人を皇帝御前の戦車競争へ! 窮地に水を汲んで
くれた人には必ず報いるべしという大切なことをまた映画に教わったよ。



「 SPACE BATTLESHIP ヤマト 」 ( 2010東宝 )
過去作品のお涙ちょうだい場面を凝縮した実写物。アナライザーまでが
自ら散華するいささかあざといストーリーがクドくならないのはひとえに
ヤマト36年の重みか。木村拓也が古代進を演じたんじゃなくて、
木村拓也を古代進が演じた点を評価します。ヤマトファン必見。


「 激突 」 ( 1971米 )
スピルバーグ無名時代のテレビ映画。ささいなロードトラブルから
顔の見えないタンクローリーに執拗に追われる中年男。狂気は
蟻地獄のよおに点在しており、我々はきわどくすれ違ってるだけ。
間違っても DUEL ( 対決 ) なんかしちゃダメだという
大切なことを教えてくれる90分。


「 十二人の怒れる男 」 ( 1957米 )
モノクロームの映画なれど、裁判員制度に直面する我々にとっては
すぐれて今日的なテーマ。陪審員の評決しだいで一人の少年が電気椅子
送りになるか無罪となるか、怒れる男風見鶏な男、早く帰りたいだけの
男偏見全開な男。当初は11対1の有罪が最後は全員一致の無罪となる
三谷幸喜ばりのアップテンポでスリリングな展開。正義は勝つ? 違うね。
強い方が勝つの。


「 ミクロの決死圏 」 ( 1966米 )
亡命中に襲われた科学者を助けるため、人間を潜水艇ごと収縮して
体内に送り込むという奇想天外な作品。リミット1時間のうちに心臓を越え
肺を巡り脳内出血を治療できるのか? 血管内の濁流、紛れ込んだスパイ。
チョーオトロシイのが襲いかかる白血球! 眼福もあるよ。


「 2001年宇宙の旅 」 ( 1968英米 )
知らない人以外はみんな知ってるSF映画の金字塔。人類初の
木星探査船に危機が! 謎の物体 「 モノリス 」 の正体とは?
無限の宇宙空間で狂ったコンピューターが歌う 「 デイジー 」 の
背筋も凍る恐ろしさ! 狂気が理性の衣をまとう時なんと魅惑的なことか。
脳がリセットされた気分。


「 ライトスタッフ 」 ( 1983米 )
宇宙開発黎明期のアメリカを舞台に、選ばれし7人の宇宙飛行士と
その家族の光と影を描く。193分のチョー長尺ゆえにワイも
宇宙飛行士並みに前夜から一切の水分を断ってレディ。栄光と不安の
はざまで揺れる妻。政治的利用を図る副大統領。有名人と見るやすぐコロぶ女。
人は笑うため、前へ進むためならなんでもする。是非を決めるのはしょせん他人。
そおだろう?



「 アマデウス 」 ( 1984米 )
夭折した天才モーツァルトの生涯を、彼を憧憬かつ嫉妬する宮廷音楽家の
目を通して描く。女性は美貌に、男は才能に嫉妬する。粗野な若者が
時代の寵児となり神をも従える時、凡俗は嫉妬の炎に身を焼かれ、
その軍門に下るか、悪魔に魂を売るか。たとえ彼が死んでも、その名声は
益々輝き、彼を追い詰めた男は自殺未遂のあげく狂人と成り果てる。コワ~。
皆様嫉妬の焼き加減を間違えちゃダメよ。せいぜいキツネ色までね。



「 第三の男 」 ( 1949英 )
司法権が複雑に交差する戦後統治下のウィーン。親友を訪ねてやって来た
無名作家が謎の女共々事件に巻き込まれて・・・。混乱期の人々の不安な
表情、光と影、長く伸びた下水道。白黒の妙味を最大限に生かした名作。
ギラギラしたウェルズの精気を軽妙なツィターのリズムが中和する面白さ。


「 カサブランカ 」 ( 1942米 )
亡命希望者が集まる仏領モロッコ。酒場の主人リックの元に、
昔彼を捨てた女が夫と共に現われて・・。愛する男2人の板ばさみになり、
思考放棄する女。自分にかまわず女と共に逃げてくれと懇願する夫。
手元には独軍お墨付きの有効パスが2通。一挙両得のオイシイ状況で
リックの出した結論は?
「 Here,s looking at you, kid . 」
( 君の瞳に乾杯 )



「 ワイルドバンチ 」 ( 1969米 )
死体の金歯まで剥ぐ賞金稼ぎ。村人を食い物にする政府軍。
主役はクサレ強盗団。命の値段の安い西部で朝食を頂くよおに
命のやり取り。暴力を肯定するのは暴力。否定するのも暴力。
何をしでかすか解らないクズどもがハゲタカの詩( うた )を唄うよ。


「 ゴッドファーザー 」 ( 1972米 )
タイトルは ”名付け親 ” の意。40年代紐育を舞台に暗黒街の抗争と
家族愛を描く骨太な作品。ファミリーの結束誇示がイタ系マフィアの
「 お行儀 」 ならば、それ以外の人々は虫ケラ同然。桜の国の漢には異世界、
心が冷える。緻密な脚本、どこを切っても絵になるシネマ。175分一気。

「 13人の刺客 」 ( 2010東宝 )
161分の長尺。暴虐の限りを尽くす将軍の弟を参勤交代の折に謀殺せんと、
老中の命を受け、13人の 「 使い捨て 」 軍団が200人に挑む!
勧善懲悪が明確な徹底した娯楽作品。光彩に映る蝋燭などはクロサワを意識か?
ローアングルからの 「 男 」 の顔が良い。菊千代を期待された伊勢谷
友介が難しい役どころで無難。ラストの殺陣シーンはやや冗漫。

「 戦場にかける橋 」 ( 1957英 )
膀胱に酷な161分。第二次大戦下、タイ国境の日本軍捕虜収容所を
舞台に描かれる人間模様。兵と共に労役するは条約違反と主張し、炎天下の
独房も辞さない英高級将校。死んだ中佐になりすまし仮病を使ってでも
楽しようとするヤンキー水兵。冷徹非道その実弱気な日本人所長。三者三様の
国民性をからめつつあはれ祝賀列車は・・・。実話に基づいたややダレる一品。

「 大脱走 」 ( 1963米 )
第二次大戦末期、札付きの脱走常習者ばかりを集めた独軍捕虜収容所に
偽造のプロ、調達のプロ、トンネル掘りのプロが集結! 250名を一気に
脱獄させるという前代未聞の計画は成功するのか?不屈の闘志を巧まざる
ユーモアに包んで、何が起ころうと全て自己責任として引き受ける男たち。
S・マックイーン、J・コバーン、C・ブロンソンなど豪華キャストで贈る
超痛快鳥肌ムービー。



「 ブリット 」 ( 1968米 )
引き続き加齢臭の支配するなんばTOHOシネマズからお送り致します。
マックイーンのブリットです。シスコの急斜面を失踪するフォード・マスタング。
バンプ! バンプ! またバンプ! そんでターン!マック扮する敏腕刑事の
活躍で、いよいよ警察内部の腐敗が明らかに? 思ったら幕。オチは無しかよ!

「 悪人 」 ( 2010 「 悪人 」 製作委員会 )
出会い系サイトで知り合った保険外交員を殺めた若者がメル友と逃避行する物語。
ダメ男が一途に尽くす女に救われそれでもイキがる。だから女は菩薩です。
この映画、結末がちょっと厄介。暗いテーマをエンタテイメントに仕上げた
エッジの切れをどお見るか、これが評価の分れ目やね。主演の2人を含め
キャストの演技凄い。神が降りたか!

男性客が半分以上。こんなん初めて。「 パピヨン 」( 1973米 ) 。
無実の男が絶海の孤島から脱獄を図るエスケープものの定番。インディ
ジョーンズばりの能天気な活劇にならないのは場違いな友情と、ワンチャンスで
暗転する人間の運命を丁寧に描いてるからやね。減量したマクウィーンの
鬼気迫る表情とホフマンの正気と狂気のタイトロープを渡る演技が好対照。


「 薔薇の名前 」 ( 1986仏伊西独合作 )
ハイ、みなさん! 今日の映画は、あの ” ボンド俳優 ” こと
ショーン・コネリーが演技派に脱皮する転機となった、 「 薔薇の名前 」
なんですね。コワイですね。禁欲生活の裏で、実は、嘘ばっかりなんですね。
時間来ましたね。サイナラ、サイナラ、サイナラ。

「 カラフル 」 ( 2010サンライズ )
自死した少年がなぜか天国で抽選に当たり、もお一度人生をやり直す物語。
キャラが 「 中学生日記 」 的で、不倫や援助交際といったテーマを
演じるに平板。センチメンタルのトッピングと定型的なサントラのかぶせで
「 秋物商品 」 にはなってる。

「 羊たちの沈黙 」 ( 1991米 )
世界人口の5%にすぎない国が著名な連続殺人の74%を占めている。
( D・ハイルブルーナー )
未成年者への性暴力が蔓延し、神と信仰が叩き売られる米社会。土壌があり、
相応しきものが育つ。この作品でオスカーを獲得した名優A・ホプキンスは、
以後どんな映画に出たって ( 孫娘の成長に破顔する好々爺の役でも )
観客に言い知れぬ不安を与えるキャラになりましたとさ。


「 男と女 」 ( 1966仏 )
ありふれた恋をインテリ頭でひねくり回すとこんな映画。プロモーション
ビデオの羅列みたいで退屈この上ない。主題歌はともかくサントラが騒々しい。
フランス映画ってこんなに俗物だっけ?上映終了時にまばらとはいえ
拍手が起こったし、信奉者はおるみたい。あんまし悪く書かんとこ。

「 太陽がいっぱい 」 ( 1960仏伊合作 )
巴里は芸術の都。掃いて捨てるほどの挫折と倦怠が娼婦街に漂う
精液のように沈殿する街。貧乏青年が金持ちの友人を殺して本人に
成りすますまではよかったが、隙だらけだったね。しかしアラン・ドロンの
色気って男から見てもスザマジイ。上げ潮のロバート・レッドフォードに、
「 アメリカはお前にやる。だが世界は俺のものだ。 」 と言ったとか・・・。

「 天井桟敷の人々 」 ( 1945仏 )
ヴィシー政権下に作られた、ヨオロッパの憂鬱とデカダンスが色濃く漂う名作。
美人芸人、マイム役者、犯罪詩人、尊大な伯爵。誰もが演じ、偽り、破たんする。
人生は長く退屈で、恋や決闘だって幕間劇。せめて死ななきゃやってられない。

「 鉄道員 」 ( 1956伊 )
50歳になる鉄道機関士アンドレアはその厳格な性格ゆえに子供達との
いさかいが絶えない。第一ボタンの掛け違いで家族はバラバラに・・・。
遅くしてできた末っ子サンドロの可愛らしさが陰惨になりがちな画面を救う。
結末は陳腐だけど、現実の人生はもっと陳腐だからね。


「 雨に唄えば 」 ( 1952米 )
サイレントからトーキーへと移行するハリウッドの舞台裏を描いた
ミュージカル映画の傑作。音声が出るよおになって時代に捨てられた
俳優も多いはず。ボードヴィルの精髄。メロウな音楽。
土砂降りの雨でも踊りだしたくなる瞬間が人生には必ずあるよね。



「 借りぐらしのアリエッティ 」 ( 2010スタジオジブリ )
最近のジブリアニメに散見されるディテールに拘泥して話が流れないきらい
無きにしも非ず。少女、猫、アジールの喪失。宮崎アニメのキーワードを
満載して、これは滅び行く種族と余命はかない少年のほのかな恋の物語。
異世界との共生は可能か? 滅びの道とは何か? お子ちゃまテイストを
排してまたひとつジブリから名作の誕生。切ないケルトサウンドが効果的。


「 ウエスト・サイド物語 」 ( 1961米 )
生老病死から 「 生 」 だけを取り出したらこんな映画。
喜怒哀楽から 「 怒 」 と 「 哀 」 を抜いたらこんな映画。
人生は忙しく、ワイは年を取り過ぎたよ。

「 エデンの東 」 ( 1955米 )
早世したジェームズ・ディーンがトウの立ったエディプス・コンプレクスサーを
演じる名作。頭はピューリタニズム。身体は欲望を喚起する10の法則。
自家中毒と分裂症を抱えて永遠に回り続ける観覧車、それがアメリカ。
見事に演じたジミー! あっぱれジミー! ラストの無理のある和解も許す!


「 スタンド・バイ・ミー 」 ( 1986米 )
男性客が多かったなあ。エンドロールでそそくさと帰る人も稀
( 主題歌は名曲ですから ) 。 これはアメリカ深部のスモールタウンを
舞台とした少年達の精神的割礼の物語。ワルガキの物語。帰りのトイレで思わず
チンをじっと見つめ、ワイにもムケてない頃があったなと感傷に浸るの巻。

「 昼下がりの情事 」 ( 1957米 )
熟れた身体を持て余した人妻があんなことやこんなことをする話、
じゃない。敏腕探偵の娘が父の事件ファイルに首を突っ込んだあげく
シンデレラになってしまう話。火遊びのつもりが相手が本気になって
最後は玉の輿。これは女性のためのファンタジー。
ワイ的にはゲロゲロ。ウィットも雑味があってクドい。

「 ローマの休日 」 ( 1953米 )
金属疲労を起したうら若き王女とハンサムな新聞記者の短い恋の物語。
異星から妹系猫耳メイドが落ちてくるヨタ話の元祖。富や名声より
真実の愛に生きる、と言えば解り易いが、究極のテーマは「 誠実 」 じゃ
ないかな。だから名作になり得た。しかしイタリアの糞ガキは元気やなあ。



「 ある日どこかで 」 ( 1980米 )
将来を嘱望される若き脚本家の祝賀パーティで、謎の老女が
彼に豪華な懐中時計を・・・。「 ドクタークイン 」 でおなじみの
ジェーン・シーモア演ずるヒロインが傾城の美貌。激しく燃え上がっても
些細な行き違いや不注意で永遠に失われてしまう、それが 「 恋 」 。
でも人間子作りだけはキッチリするからなあ。
( ↑ この部分ストーリーとは無関係です )


「 ロミオとジュリエット 」 ( 1968伊 )
言葉はなぜ発達したのか? 罵詈雑言の応酬と異性をたらし込む
必要性故と喝破。毒にも薬にもならぬノロケ話を、言葉遊びと
役達者で粉飾する術は千年の都京都に伝わる沢庵の煮しめに匹敵。
ごちそうさまな二人はしゃべればしゃべるほど喜劇の様相を呈する。

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