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シネマ2014下半期 Archive
シネマ2014下半期
- 2008-10-21 (Tue)
- シネマ2014下半期

「 インターステラー 」 ( 2014米 )
戦闘的であること。宇宙の果てまで行くこと。飢餓を恐れること。そして、
人類が滅びること ・・・。弔鐘鳴り響く星で、人々は星間移住計画に望みを
託す。土星近くに突如現れたワームホールを抜け、宇宙飛行士クーパーは
先遣隊の発見した3つの居住可能惑星を目指した。絶対零度の世界でも、
人の欲望は凍らない。ブラックホールと実家の本棚がつながってるなんて、
ドラえもんが失神しそおな話を大マジメで作るハリウッドは、やっぱスゴイや!


「 寄生獣 」 ( 2014映画 「 寄生獣 」 制作委員会 )
「 人間1種のみを食べる行為は慎ましいではないか 」 うーん確かに。
「 人が百分の1になれば垂れ流される毒もそおか 」 もっと減るでしょ?
どおやら寄生されたらしい。皆様今度ワイと逢う時は化粧落として来てね
不味いから。人を乗っ取り捕食する超生物は地球にとって厄災か、福音か。
共存と殺戮の間で揺れ動く彼らへ、人間の反撃が始まる。えっ後編は春?

「 ライフ ・ イズ ・ ビューティフル 」 ( 1997伊 )
「 我らがチャーリーにひとつ聞きたい! 」 ( 田原総一郎風 )
「 あなた方西洋では、シリアスなテーマを扱った時、それに見合うだけの
ズッコケギャグをカマし内容を中和する映画手法があるのか! どお? 」
ナチ収容所に送られた一家。父親は全てをゲームと装い、妻と子に希望を
与え自らは還らず。間断ない泥縄ギャグで疲れ切った脳には、感動も微量。

「 猿の惑星 : 新世紀 」 ( 2014米 )
” 猿は猿を殺さない ” 。 強い掟と賢者シーザーの元、脆弱な平和を
享受してきた猿達が、やはり人の残虐性を見習わねば生きられぬと悟る
教訓劇。人類は自身開発のウイルスで衰退し、猿達は原始コミュニティを
形成し言葉を獲得。均衡が崩れ去った時、暴力が正義となり、融和論者は
双方から撃たれる。新味が感じられないのは、現実世界との酷似故か・・。

「 リスボンに誘われて 」 ( 2012独 ・ スイス ・ ポルトガル )
初老の高校教師。 「 一緒に居てもいい? 」 女は娼婦? パン屋の娘?
否。妻に去られた彼が救った、入水寸前の若い女。残された本には無数の
箴言、滑り落ちるリスボン行の切符。 退屈な男が遭遇する独裁政権下の
亡霊達。死者は美しく、生者は老いる。恋の芽生え? 否。 芽生えたのが
恋だった。ダンスは踊れない。でも決断はできる。人生は、自分自身への旅。

「 LUCY 」 ( 2014仏 )
ひょんなことから ( 本人にとってはひょんどころか大問題 ) 謎の薬品の
運び屋にされ、ソイツが腹中で拡散し脳機能が全開という荒唐無稽なお話。
人は脳を10%しか使ってないらしく、では一番使ってる生物は? イルカ。
( それでも20%だって ) お約束の悪役 ( コリアンマフィア ) を倒し
100%覚醒した彼女はどおなった? I am everywhere . 肉体を
離れ、時間空間のどこにでもいるの。 ツマラン! そんなの人間じゃない!

「 郊遊 < ピクニック > 」 ( 2013台湾 ・ 仏 )
人間立て看として日銭を稼ぐ主人公。幼い娘とその兄共々コンビニ弁と
デパートの試食で腹を満たし、公衆便所で体を洗い、廃屋に寝起きする。
ありゃチンポコだ! しかも小便しとる。こんな情けない映像を、長回しで
最後まで、撮る! 女が現れる。男は抱けない。男の性は 「 説明 」
だもの。女は去る。女の性は 「 肉 」 だから。男は凹 。オンナは凸。

「 めぐり逢わせのお弁当 」 ( 2013インド ・ 仏 ・ 独 )
男は閉じる。妻を亡くし、退職が近いから。女はうずくまる。夫婦仲が冷え、
死さえ意識するから。お昼時、大都市ムンバイの弁当配達人は大忙し。
夫にあてた女の弁当が天文学的確率で誤配達された時、2人の運命が
廻り始める。ランチボックスに忍ばせた、めくるめく手紙のやりとり。女が
決心した時、男もまた決す。道は出会うの? 踊らないインド映画に乾杯。

「 GODZILLA ゴジラ 」 ( 2014米 )
芹沢博士? 第一作でオキシジェンデストロイヤーを抱えゴジラとともに
海底に没したあのイケメン? 随所に東宝作品へのオマージュを感じる
ハリウッド2作目は、登場シーンの8割を茫然自失で過ごす芹沢博士こと
渡辺謙が、テンポ悪い悪い。 不慣れな英語はひと言ふた言の後、隣の
女性アシが引き継ぐ事になってるみたい。あ、ゴジラね。暴れます。終わり。

「 思い出のマーニー 」 ( 2014スタジオジブリ )
これは ” 出る ” 映画。 怖~。貰い子であるゆえ周囲との疎外感に
悩む少女。自分が嫌い。毒を吐いたって毒しか返ってこない。 ” 出る ”
のも少女。私を愛して! 愛されなくなった時、永遠に見えなくなるから。
これは ” 女性 ” の映画。風のそよぎ、草いきれ、織りなすは人の心。
前作より死が香る。人と対峙する時、今日がその人との最後であると思え。

「 her / 世界でひとつの彼女 」 ( 2013米 )
「 優しくなでるよ 」 「 ナイスね。キスして 」 「 いいとも 」 だけど
彼女は人工知能。離婚の危機をはらんだ物書き。秒速進化の声だけ美女。
なぜか二人は恋に堕ち、代理女性を使いSEXまでしちゃう! 私信を開き、
著作の書籍化まで取り付けて来る熱愛が壊れた時、惨劇勃発? 違った・・
彼女は同時に8千人と話し、恋人は6百。だから愛も6百分の1? 違った・・
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