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テレビ番組 Archive

 「 焼き場に立つ少年を探して 」


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お暑うございますね~

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今この写真が世界的注目を集めてるけど、

ワイのココロには20年前から刺さってるぞ。

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ローマ教皇は長崎でミサを執り行った際、 

” 戦争がもたらすもの ” とのメッセージを添え世界中に配布した。

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撮影したのは進駐軍カメラマン、ジョー・オダネル。

少年は誰か、いつどこで撮影したのか、詳細な記録はない。

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” 焼き場に10歳くらいの少年がやってきた。小さな体はやせ細り、

ぼろぼろの服を着て、はだしだった。少年の背中には幼い男の子が

くくりつけられていた。係員は背中の幼児を下ろし、足元の燃えさかる

火の上に乗せた。炎は勢い良く燃え上がり、立ちつくす少年の顔を

赤く染めた。”( ジョー・オダネル「 トランクの中の日本 」より )

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彼らはいつ出逢ったのか? いつ長崎を訪れたのか? 

写真はどおやら左右反転と判る。当時の子供たちはもしもの時に

身元や血液型が判るよお左胸に名札を付けた。写真は右胸である。

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着色すると少年の白目にグレーの部分があると判明。

鼻に押し込まれた布切れは放射線による骨髄障害を起こし

鼻血が止まらなかった可能性を示唆する。目の異変も出血跡らしい。

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原爆症の出る時期とオダネルが公務で撮った写真の

ない時期を重ね合わせると、どおやら45年10月頃らしい。

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 「 後ろの背景にあるものが、光が当たっていない。

    雨は降ってないだろうから、曇りでしょうね 」

     ( 日本写真家協会副会長 松本徳彦さん )

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長崎地方気象台の記録に照らすと、10月15日、17日、22日。

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” 少年は気を付けの姿勢でじっと前を見つづけた。

  急に彼は回れ右をすると背筋をぴんと張りまっすぐ前を見て

  歩み去った。一度もうしろを振り向かないまま ”

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写真の中の風景を3Dで立体化。

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足元の電線状のものは何?

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 「 電車だったら可能性はある。信号用です。電車の 」

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唯一の輸送手段だった長崎本線は急ピッチで復旧され、

被爆直後から運行できるようになっていた。足元の電線が

鉄道のものだとすれば本線沿いに敷設されたと考えられる。

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どおやらみちのお駅とおおくさ駅の間らしいぞ。

地域には焼き場があったという記録もある。

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実はこの地域はたくさんの戦災孤児が命をつないだ場所だった。

「 長崎県立向陽寮 」 原爆などで親を失った孤児が暮らしていた。

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どこに引き取られたか、どんな大人に出会えたか。

わずかな差が子供たちの命を分けた。

彼もここに入っていたのかな? 成人まで生き永らえたのかな?

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晩年のオダネルさんは自らの写真を携え日米で写真展を続けた。

市民を犠牲にした原爆投下は誤りだと言い続けた。

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75年前の今日も暑かったそーです。


 


 韓国とキムチを考える


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” 韓国 ” についてはすぐ左右から歴史認識を求められ不愉快。

「 ワイの生まれる前のことなんか知らんワ! 」です。

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でもかの国の今を伝えるテレビ番組はめっぽう興味深い。

中学1年のハルモニ、ジン チョンスンさんは83歳。

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牛乳パックを使って鉛筆立てを作ります。

 「 次はどおやるの? 」 「 切り込みを入れて 」 

 「 入れたわ 」 「 先生の言う通りにして 」 

 「 でも、できない 」

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 「 できました? 」

 「 切り込みを入れたけど ・・・ うまく折れない 」

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「 女子に教育は必要ないという時代でした。もお歳だから英語は

 無理だけどハングルは生活に必要なので書けるようになりたいです 」

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月に2度の特別授業、ひ孫のよおな中学生から

不得意科目をマンツーマンで教わる。

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ジン ドクスンさん( 56歳 )は大学の社会福祉学科を目指す。

両親のお墓にお参りしてもっともっと勉強を頑張ると報告。

 「 応援して下さい私がくじけないよおに。ありがとお愛してます 」

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6000世帯が住むソンミサン・マウル地区。

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住民が出資しレストランや無農薬ショップ、学校まで運営する。

化学成分を使わない石鹸、教師と親が話し合って教えたい内容を

決める学校。やりたいことがあったら何でも始めることができる街。

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住民による住民のためのコミュニティ。きっかけは街のシンボル

ソンミ山を削り貯水場を造る計画。反対運動の成功が人々の自信を

深め、子供をこの街で育てたいと思う若い夫婦が続々移り住んできた。

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 「 何かを実現するためには声を上げなければと実感しました。

   絆が強まり、未来について一緒に考えるよおになったんです 」

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氷点下まで冷え込む冬のソウル。

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段ボール拾いだからってホームレスじゃないぞ。定年まで勤めても

年金制度の整備遅れで65歳以上の6割がもらえないんだ。

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イ ジョンインさん( 69歳 )は1階に比べ家賃が半分以下の

” 半地下の家 ” で暮らす。

 「 ここは11時に反射した光が入るから大丈夫 」

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唯一の楽しみは、宝くじ。

 「 当選したらこの生活から逃れられる。

   誰でも半地下は嫌だし、段ボールも拾いたくないよ 」

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韓国で全国民を対象とした年金制度が整備されたのは1999年。

しかも、親を養うのは子供の責任、という儒教の考え方が根強く、

制度に対する理解が進まなかった。追い打ちをかけて不況 ・・・・

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若者やキリスト教関係者が立ち上がっている。良品段ボールに

アーティストが付加価値を付け販売。イさんの手取りは相場の6倍!

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地獄は極楽のとなり。極楽は地獄のとなり。

必ず希望はあるし絶望の次は必ず希望です。

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あ、キムチね。カクテキも美味いですな。


 

   

 「 70歳の茶事行脚 」


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半澤( はんざわ )鶴子さんは列島各地でゲリラ的に茶会を催す。

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春4月、まだ雪の残る新潟は寺泊へやって来た。

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「 せひやりましょうよ! わ~やろやろやろやろ! 」

( 突然の闖入者( ぶりっこ )に老舗旅館の社長は腰が引けている )

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場は貸してもらえたけど一人で準備が大変なのね。

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「 あーひっくり返してる! 」 釜が灰かぶりだ。

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トイレ掃除。見えないところで最善を尽くす。

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食材準備。行きずりの人を巻き込んでの茶会だから

お金とるわけじゃなし、どーなってるんだろ?

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社長と有志登場。

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仲立( なかだち )。

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濃茶( こいちゃ )。

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夏の琵琶湖畔へ。

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夜は野宿。きゅうり食べてるぞ。

「 うわ蚊がいっぱい! おーかゆかゆ 」

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早朝和服に着替える。( 少し怖い絵ですな )

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「 あれーちょっと気配がとぼしい・・・ 」

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勝手に始めてるし。しかも茶杓を落とした!

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「 ね、ここにね、大事なもん落としてん 」

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「 あーもお感謝感謝。ごめんなさい 」

ここで名物のビワマスを供したいという想念が発然と起こる。

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彼女は料理の達人でもあります。ところが38度近い高熱!

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それでも翌朝5時から掃除。もてなしの心は大変だ。

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発熱、猛暑に耐え4時間の茶事を終えたパチパチ!

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「 不都合なところに色々な世界があるんで、不都合をいとわないで

  めげずにやり続けてると神さまが知恵を下さるんでそれはそれで

  いいんですけど、落ち込みますね、」

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秋の旅は岡山、新見( にいみ )。

「 夢にも思わんことですわ 」「 死に土産ってことですアハハ 」

「 恐縮と思ってましたのにそんな風に思って下さって・・・ 」

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良い光景。一期一会だからこそ。

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大病、手術の後冬の旅は奥会津。

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「 アリスお前冷たいからマジ! 」

道すがら出逢ったJKを釣った。

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ワイの人参ごはんと似ている。

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「 震災から避難してみると新しい出会いがあるっていいことだなって 」

「 悪いことばっかりじゃないと言うとらえ方は素晴らしいな~ 」

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” 花一輪に飼い慣らされる ” このことばは、謎です。


   


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