- 2014-10-08
- 無題

鉄道の無い沖縄は、車がゲタ替わり。

年寄りは、バスのステップが上がれないと機動力を失う。

糸満 ( いとまん )

玉子を魚の練り物で包み揚げたもの。コレのお米版が名物らしい。

ええっあれ越えるの? オバサン完璧車で来たと思とるなァ。

ああっ

シンド~

ファーマーズなんとか。

これこれ!

ま、橋渡るほどのモンでもない。 ( 150円 )

それよりウニのソース焼き、メチャ旨!!


牡蠣もイケル。 ( 200円 )




市場はイロイロ珍しく、飽きない。

では

前回ワイが泣きそおになったところへ行ってみたい。

入口で花。 ( 200円 )

「 ひめゆりの塔 」 ( 左奥に平和祈念資料館 )

ここはただの箱モノクサレ記念碑じゃない。まさにこのガマ ( 洞窟 ) で
多くの少女たちが命を落としたのだ。ボロボロ泣いてる青年がいる。解るゾ。

アンネ ・ フランクがもしアンネ ・ 太郎冠者だったり、アンネ ・ ババサマ
だったらあれほど世界の紅涙を絞るほどになるまい。それにこの祈念館は
ひとりひとりを個としてフォーカスしよおとしてる。アカン、アカンなァ戦争は。

周囲は観光化したひめゆり。
「 プリクラ撮っていってさ~! 」
「 オッサンやからしませんよ 」
「 オッサンでも撮れるさ~! 」 ( クダラン過ぎ )

歩き出してすぐ後悔。花売りのオバサン15分って、何が15分やねん。
標識に4キロってあるがな。おまけに1時間1本のバスが出発3分位で
追い越してゆく。かつての激戦地を埋めるソーラーパネル、知らんワ~

「 沖縄県平和祈念資料館 」

完全に数量の世界。沖縄戦全戦没者24万人が刻まれた花崗岩の屏風に
若者の嬌声がくぐもる。失礼ながら、これはひめゆりと逆のベクトルだろう。

離陸待ちのジェット機もかくありなん。トコロテン式に修学旅行生が
集合写真に納まる。死は漂白され、観光名所へと変貌する。

しきりに考えた。真の堕落というのはこおいうことではないのか?
誰もが眉をひそめる邪悪なものではなく、ソフトで、正しくて、扱い易い
パッケージ ( 商品 ) 化。平和への脅威とは、こおいうことでないのか?

考えたら、腹が減る。

今回の旅で、沖縄の ” 疲労 ” を感じた。ムロン気候は苛烈であろう。
暑さ、植物、そして台風。人々はゴーギャンのよおに暮らしてるわけでは
ないのだ。そして、政治。間断なき政治の時代。身内同士対立し、本土が
それを煽る。 人々は慢性的に疲れ、いらだってるよおに見えた。それは
京都のよおな、どおしよおもなく ” 動かざる街 ” と対比するとよく解る。

「 実身美 ( サンミ ) 」


キャベツのサラダ・島南瓜とバジルの酵素ドレッシングがけ
オクラとナーベラーの梅おかか和え
県産きのことジャガイモの黒胡麻団子
グリーンカレーの豆腐グラタン

豚肉の薬膳味噌煮込み
冬瓜とトマトのすり流し
圧力なべで炊いたFFC玄米ごはん

お洒落だァ思ったら本土に3店舗あって、梅田京橋阿倍野。
なぜポツンと那覇? 厚かましいワイにしては聞きそびれた。
キッチンが仲睦まじくて、おそらく遠慮したのだと思う。1260円。

大衆食堂 「 むつみ 」

鮭とチャンプルー。
