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 おまけ


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夕暮れの公園が嫌いだ。12歳のワイ。母親が呼びに来て一人また一人

帰ってゆく。ワイだけになる。呼ばれるどころかご飯も寝るとこもないんだ。

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金のありかは知ってるから家出る時なんぼかくすねてきた。50円で

即席めん食わせる店行って閉店までねばってアパートの物干し場や

トラックの荷台で寝るんだ。深夜の神社で盗んだぎらりと光る百円玉の

質量を知ってる? SEXなど目じゃない。なにしろ生きるか死ぬかなんだ。

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そのうち同じよおな餓鬼で連合する。類は友を呼ぶってやつさ。孤立より

群れた方が楽なんだ。何をすれば金になるか。知識と度胸が決め手だよ。

朝鮮人グループと日本人グループがあって、ワイは前者に入った。友人が

パク君だったから。驚いたのは彼らの絶対平等主義! 付いて回るだけの

年少のワイにもリーダーと同じだけの分け前がもらえる。彼らの生きてる

環境が日本人よりずっと厳しいゆえとアポーなワイは気付かなかった。

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でもね、ひとりだけ日本人ってのは居心地が悪いの。いわばお客さん。

絶対孤独より集団の中の孤独の方がずっとツラい。ワイは飛び出した。

そんな人間には報復が待ってる。ワイは日本人のリーダー格に媚びを

売って保身に努めた。いつも一緒にいるよおにしたんだ。結果、成功!

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パク君はムショで死んだ。リーダー格はとても体が小さくなって、半分

幽閉された生活をしている。ワイだけ一般市民でございって顔をして

お里が出ないよお気を付けてしゃべってる。時々ドスの効いた声で

周囲を縮み上がらせたい衝動を覚える。ナメとったらいてまうぞクォラ!

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ヤクザのリューさんを知ってるよ。彼は病院のベッドで廃棄物のよおに

なって死んだ。誰も泣かない。ワイはずるいから、あんな風には生きない。


          
 

Comments:24

MONICA URL 2018-04-08 (日) 06:25

とくさん大変でしたね
住むとこ、家族構成、環境、違っても
わかるとこありますよ
鬼軍曹の家族は温かいファミリーとは
無縁でした
そのくせ大人になって温かい自分の家族を
作らなかったあたしは、社会不適合者
なんかな〜?

与謝野 URL 2018-04-08 (日) 06:30

ザ・ノンフィクション。

真実に(真実なら)言葉を失う。

何を言っても軽くなりそうで。

だけど、今のとくさんとのギャップ。

だからこそ今のとくさんがあるのでしょうか。

ぱいたん URL 2018-04-08 (日) 07:10

あんな風には生きない。その気持ち大切ですね。
いくらでも流されて行くことはできるけどそこから逆らって生きること、そこに立っているのが精一杯ですよね。
でも逆に進学や就職を考えてくれる良い影響を与える方にも出会えたのでは?
ああ、12歳のとくさんを公園でみつけてごはんだよ一緒に帰ろうと声をかけてあげたいな。

Re. MONICA さん URL 2018-04-08 (日) 08:12


早っ皆さん早っ! なぜ8時までに応援クリックが伸びるか判りましたわ~! 鬼軍曹ってお父さまって理解で

よろしかったかな? お母さまとは戦友だし、物語はまだまだ続いてるのですね。たとえ家族を持ってもそれが

温かくなる保証はないです。それが修正しようがないほどねじれることを考えればひとりでいるサミシサなど・・・

ととくさんは思ったりするのです。ワイのことですけどね。モニさんは生者死者含めて多くの家族をお持ちだと

長年ミケランジェロにお付き合いさせて頂いたとくさんは思ってます。社会不適格者なんてとんでもありませぬ!

Re. 与謝野さん URL 2018-04-08 (日) 08:19


ワイにとってはザ・ノンフィクションですけど世間にとってはア・ノンフィクションです。こんな人生ごまんと

あります。特に不幸ってわけじゃない。時々読者さまからとくさんは明るく外交的なパーソンだと誤解されます。

実態はなかなかにそおじゃないと知って頂きたい気持ちもあります。誤解を解いたうえでつきあって~、て気持ち。

時々今まで身につけてきた礼儀や教養が薄皮一枚と気付きます。オルァ! が出そおなんです。氏より育ちですね。

Re. ぱいたんさん URL 2018-04-08 (日) 08:28


人がしわくちゃになって死ぬ様をこの目で見ると、キリギリスはアカンなあアリでなくちゃなァ、思ったです。

肩で風切ったその肩が骨と皮になる。社会のお荷物と刻印される。そんな日が必ずきて、なけなしの優しさと尊厳を

人から貰って死んでゆくには今どお行動すればよいか、これが行動原理のひとつになってます。少なくとも自分で

自分を祝福したい。ウンウンそーです。良い方にも節々で出会えました。親父に言ってやりたくて言えなかったのが、

「 あんたより親身になってワイのこと考えてくれる他人に何人であったか、判る? 」 結局言えずに後悔し、

よかったとも思う。人は複雑ですね。最後のお言葉ありがとおございます。泣きそおになりました。謝。

2018-04-08 (日) 08:55

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与謝野 URL 2018-04-08 (日) 09:31

私は過干渉育ち。選択肢はなく、「親の言う通りに生きていれば間違いない」と言われ続け、生きる意欲を失いました。

どっちが不幸と決める気はないけど、とくさんはとくさんでハードな人生。

以前「毒親」という表現で、とくさんと自分を同じカテゴリに入れたことを訂正します。

大人になって自分の力で生きてることを喜びたい。

だからとくさんがいつも「感謝」って言ってるのかな。

meicai URL 2018-04-08 (日) 10:13

とくさん、今日は。

ザ・ノンフィクション@とくさん 読んでいて胸が苦しい‥。
夕方の公園で「ご飯ですよ~」って呼んで抱きしめたくなりました。

ぱいたんさんのおっしゃる通り「あんなヒトにはならない」という思いが、
とくさんのその後を支えているのですね。

お父さまに言いたくても言えなかった言の葉もツライです。
私も母に言ってしまいそう。でも、認知症の進んだ高齢者に向って何してるんだろう、私。‥と、踏みとどまるかも。

しょう URL 2018-04-08 (日) 10:35

とくさん おはようございます☀😃❗

っていきなりおまけの更新あってビックリ!!

私は何度も読むのでまさかおまけがあろうとは…。

シリアスな内容でとくさんの体験談?

短編小説読んでる気になりました。

今日はちょっとお日さま出てますが やっぱり寒いです…。でもあっつい夏も好きくないんですよねぇ。

とくさん今日は何して過ごすのかしらん。

ぴの URL 2018-04-08 (日) 10:42

小学校4年生くらいの時だったかな、公園や放課後の学校の校庭で、いつも一番最後までいる、

12歳の頃のとくさんみたいな、同じクラスの男の子に声をかけた記憶があります。

「 まだ帰んないの? 」と訊いたら、 「 うち、帰っても誰もいねえもん 」

「 ごはんとかどうすんの? 」「 いつも食わねー 」

いつも私に何かとつっかかってきた子だったけど、その時子供心に何かただならぬものを感じて、

思わず 「 うち来る? ごはん一緒に食べようよ 」と言ったら、いいよいらねーよ帰れよと言ってきたので、

私が黙って背中を押して家まで連れて行き、母に 「 一緒にごはん食べていい? 」と言い、

半ば強引に晩ごはんに誘ってしまいました。

翌日学校で、「 昨日はどうもな。すげーうまかったよ。 」と言ってくれたけど、

その後何度誘っても、頑として断られてしまいました。

今思うと、もしかしたら私は余計な事をしてしまったんじゃないかと、とくさんの記事を見て思ってしまいました。

余計に孤独感を煽ってしまったかもしれない。本当にごめん。

どうか今、あたたかい自分の家族を持っているか、とくさんの様に生きてくれてたらいいな。

あ、今の自分はそんなこと言える立場じゃなかった、これまたごめん 笑。

しょう URL 2018-04-08 (日) 10:46

能天気なコメントして反省…。

とくさんの経験談だったんですね…。

なんか 自分も結構子供の頃色々ありましたが、とくさんも…。

私の心の傷は未だに引きずってますが、亡くなった離婚し孤独死した父を許せるまで結構長い時間がかかりました。

皆それぞれあるんだなぁと 改めて思いました。

マルコ URL 2018-04-08 (日) 11:00

凄い経験!
今のとくさんがあるのは、聡明だから。
読みながら、目の前に絵が浮かんできます。
本を出したら、一番のファンになるのに。
よく頑張ってこられました。(ちょっと上からでスンマソン)

2018-04-08 (日) 12:09

このコメントは管理人のみ閲覧できます

はな URL 2018-04-08 (日) 12:37

はなです!

人それぞれの人生があり学ぶことがあり、最期にいい人生だったと思うのは
自分の生き方に自信があった人だけ、満足した人だけ、それが他人にはなんだかな~と思われても。
はなは、わけもわからない幼児の時に親に捨てられたと思っていました。
親を恨むこともあったけど、自分が子供を持った時、その気持ちは、違うものになっていました。
どんな気持ちで我が子を手放さないといけなかったのだろうか…
一生のうちに、得ることも失うことも同じだけあると思いますがそれが今、生きていることだとわかるのに
長い月日がかかるのだと思いました。ずるい生き方なんてない、それがその時一生懸命。

Re. 与謝野さん URL 2018-04-08 (日) 21:22


自分ひとりで生きてるんじゃない! てのはたいてい 「 謙虚 」 のカテゴリで処理される案件ですが、

「 事実 」 でくくるべきだと思うのです。幸之助ハンが大手術を承諾されて、思わず看護師さんが感謝のことばを

述べたら、 「 感謝するのはこっちの方や 」 ま、そりゃそーですわでも幸之助ハンだと美談になっちゃう!

英語ずっと教えられる立ち位置です。逆転する日は来るのか? ( 来ない! )

Re. meicai さん URL 2018-04-08 (日) 21:28


ありがとおございますぜひ呼んであげてください。今全国で 「 こども食堂 」 続々オープンです。

ワイの頃にあればな~。縁があればぜひご協力下さいマセ! 「 あんな人にならない 」 とはビミョーに

違うかも。そーいう生き方にとらわれた人を哀惜の目で見てます。そんな子供だったんです。自分が逃げたくても

逃げれなかったし。で、どおぞ踏みとどまって下さい。言えば後悔が残り、言わねば心は安寧と共にあります。

Re. しょうさん URL 2018-04-08 (日) 21:34


こんな過ごし方をいたしました! 即席めんで明けバナナで〆ね。( 笑 ) そーなんですこんな少年時代

だったんです。お父さま、やはりそおいう生き方をせざるを得なかったしそおいう結末にならざるを得なかったと

思うのです。許しは時間がかかりますね。でも許しを得てお互いにヨカッタです。許した自分を肯定できますもの。

なんか、寒の戻りでしょうか? 今日は寒かった~! しょうさん地方も寒いですか? 大阪より暖かいのかな?

Re. ぴのさん URL 2018-04-08 (日) 21:41


そーいう親切を受けたことがワイにもあったなァ。負い目ができたって気が確かにしました。向こうのお母さまは

来い来い言ってくれたんだけど、ほら、今ほどじゃないけど昔も教室ヒエラルヒーってあったじゃないですか。

やっぱ負い目は負い目として出るんです。特に食べ物はね、ビミョーなそれだから。孤独感とは違うんだけどね。

今「 こども食堂 」って全国にできてて、あんなんあったらワイ助かってたなァ。なんかお助けしよか思ってます。

Re. マルコさん URL 2018-04-08 (日) 21:48


聡明さって生き残るにはホント大事。つおい猫、ダメ。弱い猫、ダメ。聡明な猫が生き残る。むやみにケンカせず、

人にも臨機応変に甘え、危険を予測して回避する。そんなノラが天寿を全うします。人はちょっと違って、

「 愛され力 」 なんですけどね。これはまた別の話。で、インターバルですか? しんどいやーん! ( 笑 )

フルマラ? サブフォーくらい? ランニングハイに昔はなりました。今は2キロくらいだから恩讐のかなた~

Re. はなさん URL 2018-04-08 (日) 21:55


自信や満足と遠いところで生きてますが、総合ポイントってあまり考えないみたい。焼いたお好みが美味しかった=

満足。ブログ書き終えた=満足。あとは大きな失点をしないよう心掛ける。とりあえずこの歳まで生きたし、今

死んでも 「 若くして亡くなりはった 」 とは言いにくいし、最後にモルヒネしてもらって 「 あー効いた

満足! 」 で気持ちよく逝けます。最後の瞬間ですね、最後、そこがポイント。解りにくい話でゴメンなさいです。

2018-04-09 (月) 23:52

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かのん URL 2018-04-10 (火) 19:08

とくさん、こんばんは。
遅れて今更すみません。もやもや考えて言葉がまとまりませんでした。

以前にとくさんのお父様が亡くなった際の手について書かれていた記事があったと思うのですが、(不確かな記憶ですみません)何かそのときの記事とリンクして読んでしまいました。

幼少期の景色とそのときの気持ちは大人になっても色褪せないほど残ると思います。

今回添えられた一枚一枚の写真を、当時の12歳のとくさん少年の目線で見てみると、そのひんやりとした果てしない闇の深さとかすかな光が胸を突きました。

私の12歳は祖父母っ子で世間知らずでのほほん、でしたが
そのような穏やかな家庭環境が、当たり前ではないことをオトナになってから知り、今は亡き祖父母には感謝をしてもしきれません。

とく少年が、とく青年になり、
いまのとくさんになっている、
そのことと出会いの連鎖に感謝!

Re. かのんさん URL 2018-04-10 (火) 20:27


遅れたなんて! 十分に発酵させてくださったんですね。ありがとおございます書き手冥利に尽きます。

教科書のエッセイで、 「 石鹸が滑って川に落ちた時ほどの絶望感を大人になって味わったことがない 」

意味のん読まれたでしょか? 幼少期に味わった絶望、その時見た景色がどれだけオッサンになった今の深層心理に

影響してるか、自分では解りません。解るのは、家出して親の束縛から自由になった恍惚感! おかげでさっぱり

定職につかなかった20代でした、ハイ。かすかな光ですか。鋭いなァ。おそらくそれはしぶとさとか、大阪で

言う 「 ちゃっこさ 」 。したたかさです。ワイはそれを持ってました。この少年は自死などせずにちゃっこく

生き残ってゆくなあ、てもん感じるでしょ? 穏やかに育ちはったんですね。よきかなよきかな。

かのんさん。こおいうコメントを頂いたことで今かのんさんもワイも浄化されたんです。別に宗教じゃないですよ。

人には常に良きものを求めようとする心がある。かのんさんはこれを書かれたことで、ワイは読ませて頂いたことで

一段天国への階段を上ったのです。( ツェッペリンです知らんでもいいです笑 ) ワイこそ本当に、感謝です!

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