「 ソイレント・グリーン 」

５月最初の食事はこんなの。エドワード・Ｇ・ロビンソンなら

「　Oh , ビューティフル！　」　と叫ぶね。



なに彼を知らない？　「　犯罪王リコ　」　や　「　十戒　」　で活躍した

ハリウッドの名優ですよ。遺作となったのが　「　ソイレント・グリーン　」。



２０２２年、環境破壊が進み動植物は死に絶えた。ＮＹ市警の刑事ソーン

（　チャールトン・ヘストン　）は、”　本　”と呼ばれる情報屋のソル・ロス

（　E・Ｇ・ロビンソン　）と共に暮らす。屋根があるだけ彼らは勝ち組なのだ。



一方富裕層はハイグレードマンションに”　家具　”の美女と

リッチな生活を享受。ソイレント社幹部のこの男性もそお。



その彼が殺された！　「　身分は？　」　「　富豪　」



お湯の出る蛇口！　大きなソープ！　全てがソーンには未体験。



なぜか主人公は脈絡なくモテる。筋書きと無関係にモテる。



既に上層部に圧力がかかっており、上司は強引に事件の終結を図る。

しかしソーンはモテる。モテる男は常に冒険主義者でなければならない。



情報屋が集まる”　交換所　”へ向かったロスを待っていた驚愕の事実。

「　神とは何ですか？　」　彼は答えられるのか？



絶望したロスをＨＯＭＥ（　安楽死センター　）が温かく迎える。

「　May I hejp yoy ？　」　おおこんな言葉さえ久しく聞かなかった！



駆け付けたソーンはかつての地球の美しい映像に絶句。「　裏付けを取れ　」　

彼の最後を見届け、その死体と共に厳重警戒のソイレント社製造工場へ潜入！



なんと海洋プランクトン原料のはずのソイレントグリーンは人肉だった！



深手を負いながらも追手を倒し、現れた上司に訴える。


　「　必ず皆に伝えてくれ！　ソイレントグリーンは人肉だ！　

　　　　　　　次は食用人間の飼育になるぞ！　絶対に阻止しろ！　」





神を信じると、”神も仏もない世界”　を嫌悪する力を得るんだ。

では神が二人いたら？　そこが宗教の困ったちゃんなのよね。