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 ボヤキその1




古くからの読者の方はすでにご存知でしょうが、このブログは食ログに名を借りた日記です。

主に食を通して己を語ります。たまに下らん独白が入りますので、飛ばして頂いて結構です。



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敬愛する田中公平先生のブログを見ていたら、今年のマスターズで解説の中島常幸プロが発した

「 彼はゾーンに入ってない 」 という言葉。なにやら心に引っかかります。どんなに実力が

あってもビックタイトルに縁のない選手のことを述べたのですが、ファジーなものを言いえて妙だと

思うのです。 「 真面目に 」 「 一心不乱に 」 「 集中 」 するとゾーンに入るのだと

先生は続けるのですが、ワイのよおな凡夫には先ずもって一心不乱になることがムツカシイ。

よく世のお母さまが、 「 うちの子は勉強しさえすれば出来るんです。 」 などとぬかされますが、

「 勉強する 」 こと事体がすでに才能であると諦観すべきであります。いくらエンジンが良くても

イグニッションが無ければ才能が有るとは言えますまい。いわゆる、 「 テイストの良さ 」 とは

巨きな知的構築物の食い付きどころを瞬時に判別し、巧みに己をブーストさせるすべを心得た人に

言われるのでしょう。さて、ゾーンに入る方程式を作り出せなかった中年オヤジに救いはあるのか?

とにかく頑張れ、では方法論として不完全不正確です。日本陸軍じゃあるまいし。実はワイは

英語学習を生涯の友とする覚悟なのでありますが、広く人口に膾炙する妄念迷信というものがいかに

あまたのエイゴリアンのモチベーションを落とし挫折にいざなっておるか、よくよく知っております。

その妄念迷信とは、 「 寝ている間にしゃべれるよおになる 」 「 歳をとると記憶力が堕ちる 」

「 歳をとると一年がとっても早い 」 であります。全部ウソです。協同幻想です。騙されては

イケナイ。一年間BBCをかけっぱなしにして寝ましたが、無駄な炭素を排出しただけでした。

脳内に単語の森が出来るにつれて記憶は容易になってきます。歳を取ると時間の過ぎるのが早い?

それは結婚し子供も出来、社会的地位とそれに伴う責任を手に入れた人たちの実感でしょう。

ワイのよおに10代のときも今も社会の底辺でアルバイトまがいの境遇に甘んじている人間には

24時間はいつの時代も24時間です。ただ、時間をどおつぶすか、から、どお使うか、に

変わりましたので、一日は短くなったけど、一年は長いです。アウシュビッツの強制収用所で

全く無意味な労働 ( スプーンで砂山の砂を運ぶなど ) に従事させられたユダヤ人は、

「 一日は一年より長い 」 との箴言を残しています。ここまで書いて、眠くなってきました。

「 ゾーンに入る 」 、エエことばですね。神をも味方につける領域です。やはり一心不乱に

木槌を振り下ろすより仕方ないのでしょうか。もし振り下ろす場所が間違っていたら・・・。


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ワイは野口英世がせつない。電子顕微鏡が登場する端境期に捕らえるすべもないウイルスに対し

敢然と戦いを挑み、敗れ去り命まで奪われた彼が。



                2010年4月13日




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